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中心市街地へにぎわいを「広域的集客の中核に」

多くの買い物客で賑わいを見せたマイヤ新大船渡店

 大船渡市に本社を置く㈱マイヤ(米谷春夫社長)の新しい大船渡店は2日、大船渡町笹崎の大船渡駅周辺土地区画整理事業区域内にオープンした。開店前から多くの買い物客らが足を運び、同店やその周辺はにぎわいと活気にあふれた。同店は先月開店した㈱DCMホーマック大船渡店や同日営業を開始した衣料館、クリーニング店、メガネ店、今月下旬にオープンする飲食店とともに「キャッセン大船渡ショッピングセンター」を構成。今後周辺には新たな商店街が形成されるとあって、その中核として広域的な集客やにぎわい形成への期待がかかる。

 オープンを迎えたこの日、新大船渡店では関係者らによる神事に続き、オープンセレモニーを実施。マイヤの金野栄一副社長は「キャッセン大船渡ショッピングセンターの中核店舗としてのオープン。中核を担うことに、誇りと責任を感じている。特にも大船渡町は創業の地。主婦の店大船渡店から含めて何度目かのオープンであり、思い入れがある。先達の思いを引き継ぎながら、創業55年が経ったことへの御礼と、このまちの復興を進めることを誓う」とあいさつ。
 来賓を代表し、戸田公明市長は「開店は誠に喜びにたえない。大船渡はもちろん、気仙地区、三陸地区の大きな発展の中心になると心から期待している。多くの市民に愛され、ますます地域の発展に帰するよう願う」と祝辞を述べた。
 来賓、関係者らによるテープカットでオープンを告げると、開店を心待ちにしていた買い物客らが次々と入店。オープン直後だけでも約300人が訪れ、一時は入店制限をするほどのにぎわいを見せた。

 記念すべき1人目の来店者となり、テープカットにも参加した同町の梅原正さん(82)は「ずっとマイヤを愛用している。米もなくなったからマイヤで買おうと来たら、まさか一番になるとは。前の大船渡店よりも来るのが楽になったので、これからもずっと利用していきたい」と笑顔を見せた。
 この日は買い物をした先着500人に、記念の菓子をプレゼント。紫波町の「もちモチ王国紫波ひめ隊」による踊りともちつき、つきたてもちの振る舞いも行われ、オープンに花を添えた。

 マイヤは東日本大震災前、大船渡町内では大船渡駅東側に本店、地ノ森地内に中央店を構えていたが、いずれも大津波で全壊。平成24年の7月には町内の買い物不便を解消すべく、茶屋前地内に大船渡店を開店し、先月15日まで営業してきた。
 一方で、中心市街地の再生に向けた市の土地区画整理事業を受け、㈱D C M ホーマック(札幌市)、大和リース(大阪市)、クリーニング業のシメアゲ(大船渡市)とともに、米谷社長を代表取締役とする大船渡再開発㈱を設立。敷地面積約3・4㌶の複合型商業施設・キャッセン大船渡ショッピングセンターを整備してきた。
 新たなマイヤ大船渡店は延べ床面積2868・29平方㍍で、店舗分の面積は1821・2平方㍍。「暮らし提案型」の売り場づくりを図り、ベーカリーや地場野菜コーナーなどを新設。イートインコーナー、セルフレジの設置など、サービスもより充実させた。

 営業時間は午前9時30分から午後9時30分。5日(日)までのオープンセール期間と、火曜、日曜、祝日、1月を除く毎月1日は午前9時開店となる。同店には、岩手銀行と北日本銀行のATMコーナーも併設。この日は同店のほか、ファミリー衣料・文具のファッションアイ、クリーニングママ号・コインランドリー大船渡店、眼鏡市場大船渡店も開店した。27日(月)には、飲食店の幸楽苑大船渡店もオープンする。

 金野副社長は「大船渡駅周辺土地区画整理事業では、JR線より海側がにぎわい形成の場となっている。その大型街区として市内はもとより広域から人を呼び、今後できる地元の商店街にシャワー効果を生み出せれば。普段の買い物ができ、今後もより便利で飽きない店づくりに取り組んでいきたい」と話していた。